本日は新教研さん主催のH30年度私立高校入試結果報告会に参加してきました。
まずは県央・県北地区で志願者が増えた学校と減った学校に分けてみます。
(推薦+一般 ※大成女子は5科3科受験者の合計、水城は一般再受験は含めていません)
●増えた学校
・茨城(377→498)
昨年度までの独自形式の問題から県立寄りに問題を改めたためか、志願者が元に戻りました。昨年減った反動かもしれないので、来年度に注目です。
・水戸女子(478→498)
・水城(3552→3650)
ここ数年減少傾向でしたが、やや盛り返しました。
・茨城キリスト(1071→1102)
●減った学校
・水戸葵陵(2549→2252)
・大成女子(1767→1397)
看護科志望者は増えましたが、普通科・家政科の志願者が減少。
・常磐(2274→2161)
ここ数年絶好調だったので、ちょっと一息といったところでしょうか。
・水戸啓明(2051→2011)
・明秀日立(2523→2471)
来年度入試に関してですが、大きな入試制度の変更がある学校は今のところありません。以下は少し気になった発言等があった学校です。
○水戸葵陵高等学校
啓明高校同様、卒業生子女・兄弟姉妹優遇制度(入学金免除)が導入されます。また、学業奨学生「TOP」「SKⅠ」合格者が、「推薦・一般単願・単願切り替え」で入学する場合、その待遇を3年間保障するそうです。
○茨城高等学校
県立入試に近い形の問題形式に変更し、志願者数を戻した同校。実際に平均点も昨年の336.8点から377.8点にアップしました。来年度以降も8割弱の平均点を目標に問題を作成するとのこと。
○大成女子高等学校
受験料を18000円と割安に設定している同校。夏の保護者説明会参加者には3000円分の受験料補助券を配布するとのことでしたが、昨年は周知が行き届かず、秋に数多くの問い合わせがあった模様。今年は各中学校にちらしを配布するので、受験希望者はぜひご参加下さいとのこと。
○水城高等学校
校長が変わり、従来の国立志向から変更があるかも、とのこと。また、今夏から小学生の学校見学会を行うということで、今後中学校を作ることもありえるのかな、というのが個人的な感想。
○明秀学園高等学校
今年度はAコースとBコースを統合した影響もあってか、やや志願者数を減らしたが、学力面部活動面とも全体的に勢いのある学校という認識は変わらず。東海地区やひたちなか地区からの受験生が増えている模様。